エビパターンに全振りしたダブルスイッシャー
見た目、動き、音、全てがエビ
河野正彦は今まで野性的感覚でエビ喰いのバスにダブルスイッシャーが効くと感じていました。それが自身のトーナメント経験の蓄積により徐々に確信へと変わり開発されたのが“ヴィラル”です。
使い方は至ってシンプルで、ただゆっくり一定速度で巻くだけ。それだけにルアーの持つ力が非常に重要になるジャンル。あえて言うならばキモはできるだけストラクチャーの際を通すこと。護岸、アシ、杭、テトラ、立木、ゴミ溜まりなどストラクチャーのキワキワを通すのがポイントです。
河野のこだわりポイントはシリコンラバーのヒゲ。一見、見た目だけに見えるヒゲですが実はWスイッシャーに極めて重要な水平姿勢をキープする為に頭上がりになるのを防ぎ、尚且つシルエットをよりエビライクに魅せる重要なパーツ。エビと言えば尻尾で水を蹴り後ろに泳ぐイメージがありますが、それは逃げるときのみ。平常時は護岸、テトラ沿いを腹肢を使いゆっくり真っ直ぐ前に泳ぎます。ヴィラルはこの泳ぐエビを忠実に再現しています。
フェザーフックにも意味があり、フロントはエビの腹肢を表現しながらリアのフェザーと共に安定した水平姿勢キープに貢献。ヘッドアップを防ぎ、水平姿勢をキープすることに重点を置いたことで超高速で巻いても全く破綻せず、抜群の安定感で真っ直ぐ泳ぎ続けます。
ペラはセンターの穴がクローバー形状になっている特注のペラを使用。通常のペラでは奏でることのできない『シャリシャリ』という甲殻類が発生させる音をイメージした独特の金属摩擦音を発生させます。もちろんデッドスローでも回転を損なうことはありません。
■Slow Sinking MODEL
巻き感、引き感をはっきり感じられるから巻き続けられるi字形シンキングダブルスイッシャーです。
●Type:スローシンキング
●Length:70mm
●Weight:5.6g
カラーチャート
#718 3DRリアルワカサギ |
#831 3D三原川テナガ |